ダークナイトライジング。やはり主題歌は『My Dearest』でいいでしょう。
穢れた都市の象徴であるゴッサムを破壊と再生に晒しながら、近代的な英雄像から開放されるヒーローと、継承される志など、現代ハードボイルドのオチとしてはすごいいいんだけど、基本的にいらんことやりすぎっていう評価に落ち着きんぐ。

超人願望とハードボイルド的な心性ってわりと結びつきがあるのかなあなどと漠然と。ある時期まではそういったものが説話論としても求められていて、それがだんだんと欲望に雪崩れていったというのは想像がつくけど、むしろなぜ超人願望を表現している作品たちはハードボイルドっぽい心性を付与させてそれに失敗しているのかっていう。
なんか最近の僕はハードボイルドを馬鹿にしているように見えますが、そうではなく、別にハードボイルド云々に限らず基本的に僕の言いたいことは「やるならもっとちゃんとしてよ」って思ってるだけだ。(キリッ
なぜか自分を総括してますが、こんな日もあるさ。