2005-01-01から1年間の記事一覧

サイコロジカル(上) 兎吊木垓輔の戯言殺し (講談社ノベルス)作者: 西尾維新,竹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/11/07メディア: 新書購入: 2人 クリック: 75回この商品を含むブログ (250件) を見るサイコロジカル(下) 曳かれ者の小唄 (講談社ノベルス)作…

D.Gray-man 7 (ジャンプコミックス)作者: 星野桂出版社/メーカー: 集英社発売日: 2005/12/26メディア: コミック クリック: 16回この商品を含むブログ (119件) を見る地味に同時代性を感じてるのは俺だけのD.Gray-manです。90年代のオタ文化の洗礼を受けま…

http://d.hatena.ne.jp/USA3/20051229 オタクサークルの頂点に君臨するエリート集団、新月お茶の会のラノベベスト10(2004年版)これは俺のような低能ドキュソでは想像もつかない読みを通過したランクなのだろうか。ラノベ系サイトからもラ板大賞からも…

楽園の条件

蒼穹のファフナーSPですが、良かったです。正しく青臭いので胸に迫るものがあった。もうね、戦争ですよ、戦争。戦争がなければもう人間は楽園を夢見ることができないんですよ。楽園は脅かされなければならないんですよ。現代的ですね。TVシリーズを知っ…

西川貴教もといT.M.Revolutionもといabingdon boys schoolの成り立ちってなんかいいよね。BUCK-TICKのトリビュートアルバムの面子見てて日本の音楽シーンがなんとなくフラットになってきたような気がしますよ。GLAYのメンバーの謎な交友関係もそうなんだ…

ラピスラズリ作者: 山尾悠子出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 2003/10/01メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 61回この商品を含むブログ (42件) を見る読むのにやたらと時間がかかった。一編ごと、ワンセンテンスごとに認識を揺さぶるモザイクノベル。ち…

http://books.yahoo.co.jp/book_detail/r0168324/ 書影来ました。カッコイイ。津原泰水は来年も最優先事項で応援しますよ。

楽園における新しい義務

ぱにぽにだっしゅ!はまさに楽園だった。しかしその歓喜の宴は半年で終わらざるを得なかった。なぜだ。オタが楽園性に搾取される当然の帰結。資本の流動性から強制的に閉ざされる楽園。いや、そんなことはどうでもいい。2クールの最終話でぱにぽにだっしゅ…

花狩人 (ハヤカワ文庫 JA 186)作者: 野阿梓出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1984/05メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (6件) を見るPARADE~RESPECTIVE TRACKS OF BUCK-TICK~聴きながら。SFとビジュアル系、あるいはエレクトロニカ。世界…

PARADE~RESPECTIVE TRACKS OF BUCK-TICK~アーティスト: オムニバス,abingdon boys school,櫻井敦司,草間敬出版社/メーカー: BMG JAPAN発売日: 2005/12/21メディア: CD購入: 1人 クリック: 28回この商品を含むブログ (86件) を見る清春が清春っぽいので嬉しい…

雑誌って読書なんかな

新潮2006年1月号 鹿島田真希「ナンバーワン・コンストラクション」 ラディカルコメディ小説として傑作かもしれない。永遠と愛をめぐってサスペンス仕立てで展開されていく中での考察と議論と失笑寸前の台詞回し(わざとなんだろうけど)。登場人物が深刻…

SFマガジンにマルドゥックスクランブルのアニメ情報が載ってましたよ。寺田克也のおどろおどろしいキャラから村田蓮爾で萌えを導入。バロットがカワイイw 作品的にはアンチなんだけど気になる。

タイトル変更

欲しい本をドサッと買うか、ユメミルクスリでエロゲでびゅーすべきか。なんか絵師が某とある魔術の禁書目録なんでこういうラノベから18禁という媒体における差異が背徳的な陶酔を生むってまた意味ワカランこと書いてしまいましたが、まあ絵は灰村キヨタカ…

新潮2006年1月号 『大きな熊が来る前に、おやすみ。』 島本理生 オンナノコだな、これはまた。なぜ83年生まれでも女はファウストとかリアルフィクションとかアホみたいなことほざかなくていいんだろうと思うわけだ。若者のいわゆる青春が運動と現象と…

文学オタクとオタクとおんたこ

海峡―この水の無明(むみょう)の真秀(まほ)ろば (角川文庫)作者: 赤江瀑出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1986/10メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る幻想文学でいいのかしらん。泉鏡花賞を同じ年に二つの作品で受賞した、その片…

革命的な、あまりにも革命的な

D.C.S.S.ってのは結局何がしたかったんだろうという話。マルクスばりの資本=愛の平等を夢見たアイシアは資本主義者さくらに断罪される話だったというのだろうか。音夢はさくらにとっては世界とともに加速し続ける資本そのもの。カスだ。「みんな音夢ちゃん…

最高でございます

悲劇週間作者: 矢作俊彦出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/12メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 23回この商品を含むブログ (28件) を見るこういう小説を小説っていうのだろうなあ、とわけの分からない感想が浮かぶ。ランボー経由で堀口大學の仕事を…

紅 (紅シリーズ) (スーパーダッシュ文庫)作者: 片山憲太郎,山本ヤマト出版社/メーカー: 集英社発売日: 2005/12/20メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 101回この商品を含むブログ (215件) を見る別にこれを読んでて思ったわけではない。リアルタイムで新刊を…

ディストピアハードボイルドですね。

GUNSLINGER GIRL 6作者: 相田裕出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2005/12/17メディア: コミック購入: 1人 クリック: 26回この商品を含むブログ (240件) を見る旬を過ぎてしまった感のあるガンスリですが、結局読まざるを得ない俺。一部で再燃したらしいので…

今は亡き者に対する倫理と共に

http://www.bk1.co.jp/product/02624999 津原氏の掲示板で先日知ったばかり。このような存在になる日記があったことすらしらなかったのですけれど、知る人ぞ知るという存在だった日記が単行本になるようです。検索してちょくちょく読んでみた。確かになにか…

http://d.hatena.ne.jp/TOBI/20051210 飛氏が日本SF大賞受賞というのは別にオイラが書かなくてもいいだろうということでスルーしていたがこんなの見せられたら再読するしかねえよ。象られた力 kaleidscape (ハヤカワ文庫 JA)作者: 飛浩隆出版社/メーカー: …

http://plaza.bunka.go.jp/festival/sakuhin/index.html 相変わらず毒にも薬にもならない文化庁ですよ。いや、アニメしか知らないけどさ。でもアニメって年間ベストとかあんまし無いよね。放送形態とか問題はあるんだろうけど、まあやってるっちゃやってるか…

クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 (講談社ノベルス)作者: 西尾維新,take出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/05/08メディア: 新書購入: 1人 クリック: 184回この商品を含むブログ (390件) を見るけど彼女は甘えたかったわけじゃないんだよ、いーち…

2時間おきに5回もゲロするなんてありえねえ

身体の中がキリキリしやがる http://www.geocities.jp/wakusei2nd/eva01.html朦朧としながらこれを。なんでしょ、整理整頓の欲望がないのです、オイラは。それにしても社会的ッスよね。ちょくちょく「おっ」と思う部分はあるけどなんか違う。言うたら惑星開…

いわゆる現代ファンタジー

絶世少女ディフェンソル (電撃文庫)作者: マサト真希,芳住和之出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2005/12メディア: 文庫 クリック: 32回この商品を含むブログ (41件) を見るシャナより良いです。巻き込まれることに対するオトコノコの意地があるだけ…

WOWOW見れません

http://www.ergoproxy.com/index.html テラカッコヨスというか好きな世界観なんだけど、マングローブだし予算とクオリティは大丈夫だろうという布陣。村瀬修功ってこういう世界観な人だったのかいね。Witch Hunter ROBINとも共通するゴシックっぷり。佐藤大…

最高峰と最先端

シャングリ・ラ作者: 池上永一出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/09/23メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 114回この商品を含むブログ (239件) を見る池上永一は初めて読んだのです。ブッ飛んでるよ、みたいな評判は耳にしていたがどうもオイラの触手…

このミステリーがすごいを

状況把握のために。キモイ。未読者への販促だからスペック萌えな紙面になるのは分かってる。でも読みたくないわけじゃない。なんなんでしょ。シャングリ・ラ作者: 池上永一出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/09/23メディア: 単行本購入: 5人 クリック: …

あまりにもイタタな文章に耐えられないんであります。

オデはもう苦笑いするしかないのです。 このミスを順位目当てで読む奴ファック。どうしましょ、買うべきかしら。おすすめ文庫王国かなんかそんなタイトルだったやつの方がハードカバーあんま読まない派としては実用的なはずなんだが。シャングリ・ラ作者: 池…

容疑者Xの献身作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/08/25メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 157回この商品を含むブログ (974件) を見る年間ベストの頃に都合よく問題を勃発させた小説。揉めてる件には興味ないけど。ハードカバーの新刊…