D.Gray-man 7 (ジャンプコミックス)

D.Gray-man 7 (ジャンプコミックス)

地味に同時代性を感じてるのは俺だけのD.Gray-manです。90年代のオタ文化の洗礼を受けまくりながらセカイ系に行かなかった派の漫画。ハガレンがその一派の総帥、あるいはTYPE-MOONも。ゴシックっぽいセンスを影響を受けたモノの中から搾り出してる感じで好きです。リナリー萌えだけで読んでいるわけでは断じてない。でもリナリーのキャラはいい感じでヒロイン像を示してる気がします。男社会にいる女の子のポジションとして。アレンが死んだら悲しむのはリナリー、それを強調するのは基本。正しくヒーローとヒロイン。ハガレンもそうだけどエヴァ以降でビルディングスロマンにロマンを求めるのに女の作家が多いのはなんででしょ。とりあえずアレンとリナリーの再会は死ぬほど萌えそうなので楽しみです。