西尾維新がようやく

零崎双識の人間試験 (講談社ノベルス)

零崎双識の人間試験 (講談社ノベルス)

分かってきましたよ。いーちゃんの愛はぜんぜん難解ではなくただ困難であることとか、これみたいに残酷さと疾走感のドライヴ感とか。なんつーか、切実ですね。考えなくてもいいことを考えるのは。西尾維新の世界は軽薄であるが故に美しいのかもしれないな。