世界の終わりすら焼き尽くす戦闘機

なんか40円で売り捨てられてたので。これはヤバイ。アコギとバイオリン?、に思いっきり独りよがりで無垢で切実な歌詞が美しいメロディーに乗っかってるだけで凄まじい緊張感。セカイ系でいうところのちせもイリヤもただの「君」になってしまうから少年性の純粋さがさらにグロテスクに映る「キミとボク」の世界。オタクの社会性とか不健全とかミュージシャンの二人称のキモさに比べたら飾り。でもこういう歌があるというのはなんとも心強いと感じてしまうのでした。ちょっと泣きそうになった、3曲目とか特に。
七尾旅人って名前しか知らなかったからどんな奴よ?と思ってはてなってみたら79年生!これは19歳の時の作品か、やっぱ19歳のオトコノコはこういう歌を作らなくちゃダメなんだな。