声優

声優性とは先天的および後天的な声のイメージと自身が演じるキャラとの対話にこそ現れるのではないか。声優という表象がラディカルなのはそこで繰り広げられる対話がアクチュアルかつスリリングな闘争だからなのではないか。肉体から発する声、切り離された何か、幽霊的な唯物論。亡霊に急き立てられるようにして今いる場所とは別の場所、記憶しながら、されながら、喪に服しながら、服されながら。数多のイメージのなかで闘争と逃走の区別がつかなくなりいつかどこかで誰かのイメージは消え去りしかしそのイメージを引き受けようとする別のイメージの連鎖の中に声優性は現れるだろう。

などと自分を声優と同じ場所にいるかのようなはったりをかます。声優性は声優だけのもんじゃねえ。声優と俺のモンだ。だから結婚してくれ。

本当はぽてまよとスケブを使って声優性の想像力というエントリではてなを震撼させたかったけど断片だけしかイメージがつかめなくって白状すると低能無能ぶりからの逃避が上のポエムになったってこった。