このミステリーがすごいを

状況把握のために。キモイ。未読者への販促だからスペック萌えな紙面になるのは分かってる。でも読みたくないわけじゃない。なんなんでしょ。

シャングリ・ラ

シャングリ・ラ

というわけで読みましたよ。各所でアニメ的、ラノベ的と評されているのでSFファンとしては嫌でもリアル・フィクションというフレーズが浮かんでしまうのですが、これはアレだね。エヴァ以前のアニメ的想像力。ゼロ年代的じゃないッスね。キャラの馬鹿馬鹿しいまでのテンションは現代的っぽいけど。アニメっぽいということで同じSF側から古川日出男サウンドトラックとか飛浩隆グラン・ヴァカンス―廃園の天使〈1〉 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)あたりを引き寄せて読み始めたんだけど全然ベクトルが違いました。圧倒的に娯楽寄り。アイデンティティとかセルフヘルプみたいな要素もほとんどが設定に回収されるし。まだ色々グダりたい。明日に続く。