BLOOD+

このためのヤクザさんだったのか、語りえぬものに追いつくためには疾走するしかないのだが、そのためには金が要る。プロレタリアの悲しみだな。カイが羨ましい。自分のために走ってくれる女の子がいて、声が小清水。最高じゃねえか。BLOOD+については最初から女の子向けに作られてる印象が強かったのだが、さらにラヴ度が高まるなあ。世界の秘密なんかに興味がなくとも女の子は疾走しちゃうのね。門脇舞が断絶のままでいるのはただの放置なのか描けないのか、本当に描かなくちゃならないのはあの子のはずなんだけどそこはまあ。本編が不在の神の代理人になろうとして世界の秘密を掌握したい人たちの話なんだけど、脇役がこんなふうに萌えるのは正しい寄り道だと思うので竹田の兄貴が暴走しないことを願う。
コラ、どいつもこいつも世界ばっか見てんじゃねえぞ、脚本の整合性なんか気にしてんじゃねえぞ、ボケ。俺らが見てるのは世界じゃない、フィクションなんだ。ならそこから何を見出すよ、オイ。なんだってんだ、ちくしょう。