今年のベストラノベっぽい。
初っ端から突っ走りつつ準備段階で呼び出されていた各々のパースペクティブを破綻することなく纏め上げた豪腕ぶりとポリフォニックな筆致が主題に説得力を与えておる。諧謔的な佇まいとユーモアを同時に振りまくラノベ的小説技巧もおいしいよ。という信者からの喜びの声をお届けしました。いや、ガチで傑作。