うさ道でW前の連続攻撃ワロタ。

とある飛空士への追憶 (ガガガ文庫)

とある飛空士への追憶 (ガガガ文庫)

先行するハードボイルドデータベース、冒険小説フェティッシュがあからさまで萎える。ライトノベルにはほとんど見られない(一般文芸でも敬遠される)「いまどきハードボイルドかよ、プw」を真っ当に描いているのは素晴らしいけど。それでもあまりにも脱臭されすぎ。清廉潔白なシャルルが金貨ブチまけても「まあこいつならそうするよね」と思ってしまう。それに行き着くまでの流れも二人に奉仕するような展開ばっかだしさ。皇子の書かれ方とかひどすぎだろ。ノイズ無さ杉ナルシすぎ。キャラ作りと構成次第でもっといい作品になったのに。誉められん。
あとメタっぽい記述はスルーして評価した方がいいぜ、高評価してる人のフェチを刺激したのは本編の唯物論ナルシシズムっぽいし、そのせいで恋愛モノとしても堕してる感がある。