ヴィンランド・サガ

ヴィンランド・サガ(5) (アフタヌーンKC)

ヴィンランド・サガ(5) (アフタヌーンKC)

ページの上の歴史ファンタジーと主人公の成長復讐譚が全くかみ合ってないよね、これ。もっとプロットしっかり作れ。
基本的にはこういう漫画はあまり好みではない。舞台設定に対する登場人物の心の動き、もしくは作中でも触れられる宗教観が唐突に感じられてしまうので。唯一現代的に共感できる彼岸を目指すという行為に対していずれ決着を着けるんだろうけど今のところ示唆される程度で具体性はないし。大河的な?よく分からんが暑苦しい作画でいちいち起きている事を絵に起こすもんだから話の進みも悪い。重厚と言えないこともないけど。もったいぶった感じがしてイマイチ。
Rating:7.3/10
サイゾーサブカル最終審判で例えると浅田次郎みたいなもんですよね。本屋大賞オタは清張とかミドルクラシック読めということらしいです。更科さんは前回は仙人みたいに悟り開きかけてたけど今回は宇野さんと馴れ合い気味。ちょっと前まで更科さんの批評したくないオーラが宇野さんの嫌いな中原の小説書きたくないオーラとキャラ被ってるんじゃねえかと思ってたんですけど昔更科さんの文章に対して型月からイチャモンつけられてそれで云々というすごくでりけーとな話を(2ちゃんねるで)聞いたので納得しました。ラノベ評論サイトスレと惑星開発委員会スレで同じ日にevatakaさんの名前が出て怖かったです。むしろ4日で十数人しか来ないという事実にびっくりです。evatakaでググりもあるけど。