インクレディブル・ハルク

前と比べれば快作良作らしいがつまらん。娯楽映画ってこんなもんだっけか。暴力衝動が云々みたいに批評できないでもないがそんな映画でもないし。何の結論も示唆されないままエピソードだけが語られたようなもんで結局ハルクが大暴れしただけだったような。心拍数が上がりすぎると変身してしまうのでセックルできない。エドワード・ノートンのシャワーシーンはあるのにリブ・タイラーはない。べつにいらないが。アクションで爽快感があると思わせてるけど脚本レベルで中途半端な感じがしましたよ。クライマックスのハルクvsゾンビハルクよりハルクvs生身ティム・ロスの方がラノベっぽくてカッコよかった。vsというほど戦ってないけど。怪物に身体能力と銃器だけで応戦するのがかませシーンなのは映像へのフェチの差かしら。こういう映画ってどうしても市街地で大爆発させたいもんな。
Rating:6.8/10