アベンジャーズ

うーん。期待しすぎたみたい。おもしろくなかった。健全であろうとする意志みたいなものが趣味に合わんっちゅうのもあるけど、前半がタルすぎる。ヒーローたちがわざといがみあってるようにしか見えない。もっと燃える感じでヒーローたちが力を合わせるようになるのかと思ったらただ雰囲気に流されてるだけだった。あと、ロキがダサい。その上弱い。一番かわいそうだったw

構成が大雑把で、世界の平和が脅かされているムードが全然出ていなかったし、最終決戦のミッション性もイマイチだし、シールドの核ミサイルのおかげ(軍隊とヒーローの共闘とかなら燃えるシーンだったのにそうじゃない)で最後は勝てたようなもんだし、舞台設定の詰めが甘いって事だから、あれはダメでしょう。

アメコミ集大成の光と影であるアベンジャーズダークナイトライジングが両作品ともにトランスフォーマーダークサイドムーンの多大な影響下にあるという。

アベンジャーズはヒーローの神話に奉仕しすぎだったのかな。ダークサイドムーンは3作目ってこともあるけど一般人側の話と軍属の政治工作と陰謀論トランスフォーマー側の物語を置いて成立してたしね。ライジングのように脳汁でまくりの名場面もなかったし。かろうじてハルクが健闘してたけど。そんくらいかなあ。