世界の終わりとハードボイルドワンダーランドをペラペラとめくってみたんですが、めっちゃ時代を感じる。仮面ライダーで善悪を相対化している場合じゃなかった。
「やれやれ」と、私は言った。
久々にこのフレーズに直面したときの衝撃にちょっと自分でも驚いてしまったんですが、何がってたったこれだけの一文に対して今では絶対に書けないって思ってしまったの。オッサンラノベと平行して読んでみようかしら。
世界的に支持されるハルキイズム的なものが国の経済成長と関係しているってのはわりと説得力あると思っているけど、まさかここまでマイナス成長を実感できてしまうとは。僕がトラッシュに属しているという事実があるにしても、なんかショックw やばい。俺が卵すぎる。壁すら見えないw あと年齢的なもんもあるね。ハルキ小説の30歳と自分の境遇を比較すると死にたくなる。この気持ちはバブル期の就職活動の数多の神話的なエピソードの隣のフォルダに入れておこう。