クローズは作者の願望充足がきつい。武装戦線を倒すところまで読みましたが、続きどうしよう。ほとんどドラマ性がなく、低空飛行のままなのでいずれは何かが起きて青春とそこからの脱却というリアリズムめいたものを感じますが、一つのトライヴの一つの生き方の様式のようなものが描かれるということはつまりはこれはある種の層にとっては大事な青春の物語になるっていう感じなのかもしれません。しかし美形キャラがいないというのはこんなに地味な印象になるものなのか。