余計なものが排除されている一方で、そういった余計なものがないからガキっぽいと思ってしまうね。

不純物を取り除いた上で英雄性を目指したフィルムなのか。

けっこう新鮮だったのは、一切の韜晦が存在しないこと。キャラが全員大マジでドラマをたかめようとしてるの。ギャグシーンがないの。笑ってしまうシーンはあるけど。

ニヒリズムに抗うためにはこういうものが召還されるのかと、正直かなり説得されてしまったよw 

まあよく言われるように(?)落しどころが法的権力に治まるので、そういう向きのロマンはないw すずかはもっと上手く使えるような、とか、もしくは図書館でダチになるのがすずかではなくなのフェイならもっと動機づけが際立つのではとかありますが、まあTV版からの話だし、理不尽な呪いを終わらせるという神話なので、そこまで徹底して因縁話(クロノの親父とかあるしな)じゃなくてもいいか、とか。