熾天使たちの5分後 (富士見ミステリー文庫)

熾天使たちの5分後 (富士見ミステリー文庫)

文芸風味のラノベで挿絵ナシという発想は誰でも思いつくと思うのですが、これは挿絵のせいでダルく感じます。設定としてはオタク的コードの文系SFでおもしろくなりそうなのですが、その萌え要素であるべきガジェットの脳内でのビジュアライズが絵がアレなせいで制限されてしまいます。居心地悪いです。たぶんラノベ読みの宿命です。いや、ぶっちゃけ挿絵が邪魔って感じることはこれまでラノベ読んできてあんまりなかったんだけどさ。たまたまこれはそう感じました。話の展開もスケール感が出てない、セカイ系ブームの功罪かラノベという媒体で調整されてるのか知らないけど、えらいせせこましい。


ディレイニーを買おうと思ったんだけど本屋に置いてた2冊がクソほど汚れてたのでスルーしました。明日別の本屋行きます