タイトル変更

欲しい本をドサッと買うか、ユメミルクスリでエロゲでびゅーすべきか。なんか絵師が某とある魔術の禁書目録なんでこういうラノベから18禁という媒体における差異が背徳的な陶酔を生むってまた意味ワカランこと書いてしまいましたが、まあ絵は灰村キヨタカでシナリオの田中ロミオという人も微妙に作家性をプッシュされてるエロゲライターなんでっていう野次馬根性なんですけどね。
ファウストをペラペラめくってたら高河ゆんのことが愛しく感じてきてやっぱ若い頃にはこいつを読んでおくべきだなとなんとなく思いました。そういやファウスト世代の中高生はファウストから高河ゆんへ流れたりしてんのかしらん。そういう読書へのアイデンティティを確立させる試みは希薄なんだな、ファウストって。そういうの自体がもう古いってことなのかもしれんが。

http://d.hatena.ne.jp/TOBI/20051223#p1
飛浩隆氏が野阿梓の『兇天使』を日本SFオールタイムベストワンだと絶賛していて嬉しかった。ああ、やっぱこの二人は繋がるんだなと。若い世代には先行の世代に超えなければならない壁が存在していて日本のSF(文系寄り)だとそれが野阿梓になるんだろうなと。テーマとか筆力とか論理とか単純なカッコ良さとかを総合した強靭さという意味で。実際この二人はあんまり年齢差はないですけどね。リアフィで煽られてる世代の人間の戯言です。

ファウスト周辺だと京極夏彦とかになんのかな、乙一のGOTHとか西尾維新の戯言も京極的性悪説の子孫なのかもしれないし。ミステリはサイクルが活発だなw 

タイトル変えたときに考えたのってフィクションってなんなんでしょってことでそれを通過した後に何があんのかというテーマで。けど全然うまく語れないんだよな、頭悪いから。クソ。もちろんリアルフィクションを意識したわけだが、リアルとフィクションの相克という意味でならまさしくオイラにとって「よく言ってくれた」なのですが本家がよく分からないままなのでポストフィクションに。でも言いようによってはあらゆる意味を内包できそうでいいよね、リアルフィクションって。そういう意味じゃ前の特集のガイドってオタクにとってのそれで、うまく機能してたのかもしれないと思いました。