なんか年があけてから微妙に軽く鬱っぽいというわけでもないのだが常にイライラしてるのでそれをなんとかしたくてどうでもいいと思おうとするのだけどどうでもいいわけがない。どう考えても堂々巡りです。本当にありがとうございました。
ラ板大賞の話。初期のそれはどちらかというと先物買い的な性質を帯びていたが、板の人口増加と04年頃からのラノベブームを経て、人気投票っぽくなってる。逆説的に2ちゃんがシビアであるが、つまらない判断しか下さなくなったということだ。「そんじょそこいらのオタと一緒にすんなよ」という不穏な自意識によって先鋭性を保っていたものが崩れていく。声優にたとえるなら05年下半期のMVPに後藤邑子を選んでいたはずの層が田村ゆかりを選ぶようになったのである。いや、古橋がダメということじゃなくてね。べつに2ちゃんに読み巧者が多いとは思ってないし多すぎて何読んだらいいかわかんねえ層にとってはリアルタイムなガイドとして役立つだろうと。でもみんなミーハーっていうか快楽主義っぽいのね。シャナは相変わらず強いな、4巻まで読んでダメだったんだけど、機会があれば続き読もうかしら。
後藤邑子ブームというのは間違いなく来ていて、それは能登麻美子のブレイクと同質ではないかという話。声質のベクトルによる作中の異物感の中毒性が発見される、もとい愛玩しやすいという。声オタにとって、いわゆる中の人が(必要もないのに)過剰にせり出してくるというスリリングかつ厄介な存在である。つうか30でブレイク?年齢など気にする俺はどうみてもヘタレです。最近の伊藤美紀に萌えている時点で年齢にこだわる必要などなかったのだろう。俺は馬鹿だ。
そういえば26日の82年の断絶の妄想がどういう意図があったのかまるで分からないのだが声優板のイベンタースレに晒されていたので行ってみました。未知の世界は恐ろしいです。そういや声優を生で見たことが無いのだな、俺は。