革命のラノベ、ルネッサンス

http://d.hatena.ne.jp/r-motomura/20060420/p1
http://novel.no-blog.jp/minkan/2006/04/post_7543.html
http://d.hatena.ne.jp/domino/20060420
2004年ごろのラノベブームはまやかしだったのか。いや、当時から売り上げ云々よりも語りたがる人が増えただけっていう声はあったのだけれど。なんつーかアキバとかツンデレとかさ、ここ1,2年で消費と言っていいのか、あんだけたやすく異邦人に侵略されていったこととも関連してんのかしてないのか分からんけど結局オタカルチャーの不安定ぐあいになんともいえない気分にさせられる。ハルヒのアニメ化で「ああ、こういう空気で浸透していくんだ。」というのと似た気分。
ラノベ好きの書店員が売り上げ振るわずに棚を削られたというのでまあ色々問題アリだからしょうがねえという話。書店間格差でラノベが分かっているはずのラノベ好きの担当でもダメだったのか、ラノベもうダメぽ。というかそんなうまくいくわけねえだろという話。一般書店よりもメイトの方が「買いやすい」という時点でアレやん。そういう空気を変えたいみたいなのもブームにはあったんだけどうまくいかずにグダってしまった。ラノベユーザーの総数はあんまり変わらずに一人当たりの購入率が上がったのかなとも思うが、所詮アングラであるしかないなら俺みたいに一般書店でのラノベ購入推奨、むしろただ田舎ってだけ。オタショップのラノベがどんだけ好調なのか全く分かんないけどユーザーからのカウンターとして。ハピマテとかハルヒオリコン上位になって一般人を引かせるよりも健全なはずだけどオタはささやかな復讐としての刹那的な祝祭を好むのがマジョリティ。一般人を戸惑わせたいと思う程度には一般社会に関心があるんだけど地道な地位向上とかは興味ない。
えー、カウンターとかほざいたけど実はそんなこと考えてないしオリコンにも興味ないので自分がもうダメぽというのを痛感してしまいました。まあユーザーとしての自意識というのは重要でラノベがしょぼい書店でラノベを買うというのもアリだと思うので塵も積もればなんとやら、祝祭としての革命が起きた、その翌日の午後にでもさ、たとえ本当に革命が起きたとしても、何も無かったかのようにラノベを読めるような、そんな午後のために。