ひたすら読むだけなのね。
小出しにされる世界観そっちのけで無垢でブリリアントなバカ騒ぎ。とりあえずお前ら仲良すぎ。
不穏な空気を背負いながらも楽しくて、でも切ない感をこのレベルで表現できるってことは基本スペック自体高いのね、ロミオ。なんか会話がいいわ、ギャルゲー的リアリティからこっち側にちょっとだけズラされた感じが。といってもザ・ギャルゲーというのがどんなもんかは知らないのだが。
閉塞感が漂いすぎて微妙にモニョる。聖域は不可侵なのかもしれんが問題児たちが逃避してるだけで、なまじガキンチョの頃にそれが出来上がってしまったのでそれに気づいてなくて壊しちゃダメ的なことまで言っちゃうの。でもそう感じるのも視点が限定されすぎてるからかもしれないんだよな。スペック萌えじゃないように読むとこのまま突き抜けてもいい気がします。ミュージシャンと小説家を比較するみたいに作家性として萌えてみる。最近の出来事で例えるなら『僕等がいた』の清水香里の声を聞くように声優性として受け入れる。
つうか薬とか飲んでるので「ああ、これは罠だな」と邪推する俺がいます。背景が見えない小説で視点者が薬飲んだりすると、もう、ねえ。
小説か?よく分からん。そういやなんとなくだけど中村九郎ってロミオの影響下にあるのかもしれんと思ったよ。時期的には最果て以前だけど、クロスチャンネル知らないのに適当なこと言うなよ、俺。