イマイチ盛り上がりに欠ける2巻。カトル・カールも剣士以外変態キャラというよりアホキャラだし。まあそれが狙いなのだろうけど、あの造形はいただけない。サービス精神が
裏目に出た感じ。ボイルドのための物語だとしたら、なおさら。3,4人の燃えキャラと死闘を演じながら問答繰り返して虚無に墜ちていくほうが燃えた気がします。09対カトル・カールの集団戦闘は
スクランブルにおけるカジノシーンにあたるはずなのに、なんか戦闘シーンがクールダウンに思える。もっとガチガチに追い込んでも良かったんじゃないだろうか。謀略ハードボイルドロマンスの部分がカッコイイだけにすげえもったいない。