イソケン
- 作者: 磯崎憲一郎
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2007/11/16
- メディア: 単行本
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あらすじは他所行ってくれ。日本の文学はウジウジしていて駄目だ、これからは小説として射程のでかい、エレガントな自意識を持った世界文学。という謳い文句がそこかしこで書き捨てられてるわけですが、確かに新人賞は獲るだろうという完成度で駄作ではないがこういう小説でブッダがどうこういわれてもディレッタントしか喜ばねえぜ。いや、それこそがいま求められているのか?セカイ文学をただの文学というニチジョーのなかで宙吊りにさせること?似たような試みは円城塔でも可能か。イソケンはインシテミル感がちょっと強いけど。川上?ぶっちゃけ読んでない。読んでないって書くと仲俣っぽいな。