気分はもうブルース・ウェイン
いやね、昨日風呂から上がって、さあ寝るかって部屋に入ったらバサササッて目の前を何かが横切るわけですよ。明らかに虫とはレベルの違う羽ばたき具合でさ、しかも部屋の灯りがついてないもんだから暗がりの中で謎の未確認飛翔物体とかマジビビリですよ。思わず「おふあっ」とか声に出しちゃって動転して部屋から逃げ出したんですが、そしたらなんか中で「キーキー」鳴き声がすんの。軽くパニクっちゃって何度か深呼吸してから決死の覚悟で部屋に突入して電気つけてみるとコウモリさんなわけですよ。窓開けるとあっさり出て行ったんですがあまりに不意打ちだったんであれはホント怖かった。いったいどこから入ったんだろうと首をかしげながら、きっとあのコウモリは俺に啓示を与えに来たのだろうとワナビ脳で結論を出し、そうすると「ああ、俺はやはりバットマンだったか」と。
とまあこんな雑談を枕にしてここから話は変わりますが、講談社ラノベ文庫新人賞の大賞受賞作品はAIC制作でアニメ化されるという、もう忘れていたトピックを『ギルティクラウン』のPVが思い出させてくれた。
こうやってはてなを更新しようと思うくらいには「そうそう、これこれ」という感じでテンション上がってしまったんですが、このPVの中に込められているイマージュの何割かは僕が送って落選した原稿の中で試みたものとかなり近しいものを感じさせてくれて、そのせいで「ぐぬぬ」ってなるんですけど、ある意味じゃこの水準のアニメ作品があるんだからあの路線じゃもう無理なのかもなあと思ったりもするわけです。
見ての通り完全にパッチワークで、その徹底振りにおいてちょっと感動してしまったんですが、だからこそその部分、イマージュの集積具合においてまるで自分の原案がブラッシュアップを経てアニメ化されたようだ、とワナビ脳で結論を出し、そうすると「ああ、俺はやはりクソワナビだったか」と。