■
第二次ラノベ評論ブーム到来。(キリッ
ここしばらくはタイトル改変とかフォントいじりとかでラノベwみたいな空気が一部では支配的だったのでその反動だったのかもしれないですが。
いや、ラノベがたくさん読まれること自体はいいと思います。せっかく日本に住んでて日本語が出来てオタクカルチャーの教養や理解があるのだからという世界規模での文化的な優位性だったりその中で特殊な表現を汲み取れるのであれば読まないともったいない。しかし一方で別に読まなくてもいいというのもまた事実であり、というかライトノベルにこだわる必要はないというか、自分がどういうものを欲しているのかという問いが現れるのである。
出版されている作品はたいていのものはそれなりにおもしろいのであってそりゃたくさん読めばおもしろいと思える作品に出会えることもまた増えるわけで、雑食系で物語消費をしたいのであればまあ普通にこのラノでも漁ったり先祖的な作家を漁ったりしていけばいい。でもそれだと一種のスノビズムっぽくなるのではという向きもあろうが、しかしライトノベルはそれが成立するほどの文化的な豊かさをまだ持っていないと僕は思ってるのであんまりラノベをワッショイワッショイする気にはなれないというのがここ何日か流行ってるラノベリストアゲアゲブームに対する雑感であります。
別に更新するほどでもなかったかもしれないw 僕はどちらかというとおもしろさとか気持ちよさ以外の部分を求めたがる傾向があるし、そこがフィットすれば駄作でもフェイバリットになりうるのであってそういう心性の部分はああいうリストでは捉えにくいなあという。そしてその心性はあまり他人と共有しようとは思わない領域に属するものであろう。なんか大げさに言ってますが、自分なりのスタイルで読んでいけばいいんですよ。うん。