一般的には一次も通らなかった作品は作者がどう思っていようともどうしようもないほどの完全なるゴミクズであり、改稿するのはまったくの不毛というのが定説である。しかしそれは読むものにとっての話だ。それを書いたものにとってはゴミクズなりの様々な色形匂い感触に満ちており、その中にはいまだ気づかぬ秘密が隠されている。そこでは誰も知らない新しい世界が生成される。
ま、言い訳としちゃあこんなところです。