最後のあがきも空しく明後日には無職

http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20060320bk10.htm
内容より写真にびっくりした。ラノベ界の展望とかは後追いオタのオイラにはあんま口出しすることはない。まあいまだに日陰にいる所詮ラノベを長い間書き続けて大ブレイクせずに30後半にもなると普通の小説も書きたくなるだろうと、ゲスな邪推をかましてみます。越境しまくりんぐなのはいいんだけど、数で成功してんの?3万部作家が5,6万とかさ。非ラノベ層が買ってるなら意味はあるはずなんだけど作家の固定客3万とそれ以外のラノベ層が「ああ、あいつが越境してるから読んでみよう」2万とかじゃないよな?
俺はアンチ越境だがな。ファブリーズをシュシュッとかけられて主流文学出来上がり、みたいなさ。想像力のベクトルというよりいまの越境状況がイヤ。屈辱、なんか。
「初めて出会ったものがこの世で最高のものだった。」と思いたい人だから。でもデコース・ワイズメルは現れてくれないのでヨーンみたく疾走できない。いまのラノベ界ってなんかアイシャ的悲哀を纏ってるよな。ヨーンを見てるアイシャの。バーシャと出会ってしまったヨーン的なラノベが好きなので、でもバーシャ=エストのエストは人それぞれに代替可能という。倒すべき黒騎士は存在せず、ただ宙吊りになるバーシャ。
「あの一瞬だけ、あのファティマは本当にお前のものになったんだ。」