えすえーおーすごすぎるなあ。とまっちゃん。
アスナを商品に勝手に決闘を始めるサバンナの両巨頭。(片方は運営の自演キャラ)
なぜかアリーナには数万人の観客(えぬぴーしーってやつだろうか?)一般人も参加してるっぽい。こいつらデスゲーム楽しみすぎ。近未来のデスゲームによって狂わせれた現代人がサバンナで植えつけられる野蛮。その野蛮と古代ローマ的な倫理、政治体系をつなぎ合わせ、パンクラチオンを再現するSF的洞察には舌を巻くね。
そういえば黒猫団のリーダーとはやみんってキリトがくるまではいい感じだったのにキリトが寝取ったんだよなあ。キリトはサークルクラッシャーか。バトロワサヴァイヴからサークル系まで包括しつつある。作品のポテンシャルすごい。
サバンナの掟キタ。自分達の掟以外は悪い掟、もうどうせだったら大して意味ないけど殺人ギルドのメンバーにしてしまえ。そのほうが向こうが悪い奴っぽくなる。
死人をダシにするタナトスなセックスは盛り上がるね! もう森羅万象全てが彼らのためにある。ほんと最高だわ。

ひたすらだらしのない作劇なんだけど、これは穿った読み方をすれば、多くの苦難であり、障害であり、冒険である。だから肯定されなければならないのだろう。
また反転し、だらしのない欲望を肯定したいがために理論武装を重ねるアイドル好きの理屈家たちと重なる。彼らは自身の欲望を運営サイドから課されたミッションを解くことによって肯定するという奇妙な掟の中で生きている。

茅場晶彦秋元康と仮定するのならば、神の代理人たるサバンナの長すらもやがてはキリトの前に膝をつくので、アイドル好きのキモオタ評論家は秋元康を屈服させて恋愛禁止という世界の絶対ルールを書き換えさせて自分の推しメンと結婚を認めさせるくらいのことをしないと川原礫という作家には追いつけないだろう。でも理論武装をやめてただ気持ち悪いというだけで脱臼してしまう命題ではあるが。
SAOが達成しつつあるシステムと欲望の共犯関係が織り成すスペクタクルに比べれば、中年のオッサンたちがAKBのシステムを理解し解体したつもりでしたり顔をしている様は目を覆う。小遣い稼ぎのための児戯でしかないだろう。ひたすら貧乏臭い。

とまっちゃんがすごい以外は全部信用できない語り手の気分で書いてるから自分でもよく分かりません。